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日本EU学会年報 第38号(2018年)

ローマ条約60年-危機の中の再検証

共通論題
経済の共同体から価値の共同体へ──EU統合における『世俗主義』
八谷まち子
市場統合と所得格差──貿易理論の再考
久保広正
危機の中のEU法──EU法秩序変容の可能性
須網隆夫
Forging a Union for the 21st Century: From Crisis to Opportunity
Brigid Laffan
自由論文
欧州債務危機後の欧州地域金融の現状と今後
阿由葉真司
不完全なEMUの課題──ユーロシステムの単一金融政策波及効果の非対称性に関して
鈴木弘隆
庇護要件指令における難民の定義づけ──国際難民法・国際人権法の交錯
佐藤以久子
EUにおける賭博政策と加盟国への影響──『サービス提供の自由』と『設立の自由』を中心に
木村勇
EU・中国関係の制度的枠組──法的基盤・重層的対話枠組・パートナーシップ
林大輔